債務整理したいけど職場や家族にバレてしまうのでは?とためらっていませんか?借金がだんだんと増えてくると債務整理が頭によぎると思います。しかし家族や職場にバレたくない!とズルズルと悩んでいる方は多いです。しかし借金ついては早く対処すればするほどその後の人生が早く良くなります。
私も返済が難しく自転車操業となっていた時に債務整理を考えていましたが、家族や職場にバレるのでは?と思いズルズルと何年も引きずっていました。
正直どうしても知り合いや、家族、職場にはバレたくないですよね。
この記事は、
- 債務整理を考えているけど、家族・知人職場にバレるのが怖い
- どうしてもバレてしまう時はどんな時かわからない
- バレるのを防ぐにはどうしたら良いかわからない
と悩んでいる方に書いています。
まず結論ですが、
- 職場にはほぼバレることはない
- 同居の家族に秘密の場合は任意整理以外はバレやすい
という事です。つまり
まだ専門家が決まっていない場合はこちらを参照ください。

人によって、状況や相談先も違うのでどこまでバレたくないかは違うと思います。
債務整理をするとどういうところでバレてしまうか!というところを解説していきます。
債務整理ってなに?などの場合はまずこちらからご覧ください

どうして債務整理したら家族や職場にバレるの?
債務整理がバレるバターンは大きく分けて4つ
債務整理してバレる場合は大体決まっています。
以上の原因が多いと思います。自己破産や個人再生においては官報というものもありますが、一般的にこちらを見てバレることは現実的にほぼ考えられないため、この5つについて説明していきたいと思います。
債務整理の手続きに家族の協力が必要な場合
自己破産・個人再生で家族にバレるときはこの場合が一番多いと思います。
個人再生、自己破産を行う際は、同居の家族の収入の証明書や大まかな家計、財産について調べ提出する必要があります。
また車や不動産などの20万円以上の財産がある場合は処分する必要があります。
そのため同居の家族について隠し通すのはとても難しくなります。
自己破産、個人再生は同居の家族にバラす代わりに借金が無くなるor1/5になる制度って考ても良いです。なので独身一人暮らしの方は割と気軽に考えて良いと思います。
財産がなく夫婦で収入書類を共同で保管している場合などは隠すことは可能だとは思いますが、その場合はそもそも借金自体を隠すのが難しいと思います。
自己破産と個人再生の手続きは、同居の家族以外にはバレることがないため、同居の家族に相談できれば劇的に借金問題が解決する為、実はなんとかするだけなら一番スムーズな解決方法ではあります。
職種制限に引っかかる(自己破産)
破産手続き中につけない職種があります。その職種についている方はもうお分かりだと思いますが、保険勧誘員、ガードマン、士業などなど…の方は自己破産手続きを始めると仕事を行うことができなくなります。
そういった職種では自己破産などについて官報などを参照している可能性もあるため、自己破産するとバレてしましまいます。
この場合は自己破産よりも個人再生手続きを行なって借金を1/5に減らして返済する方法をお勧めします。
自己破産は、この場合だけは職場にバレてしまうのでご注意!
退職金計算書を求められる
自己破産や個人再生を行う際、退職金のある会社で働かれている方は、退職金についての書類を求められる事があります。
これは会社にどれくらいの退職金があるかを聞く事になります。その際に自己破産を疑われる可能性があるという事です。
これについてですが、住宅ローンを組むときに求められる書類でもあるため、必要であれば住宅ローンの審査をしているなどと言い訳を考えておく必要があります。
また退職金計算書は、就業規則などで明らかな計算方法がわかっている場合は、自分で計算して提出することもできるので該当される方は調べてみて下さ合い。
手続き書類や明細を見られる
こちらは自宅でのことですね。
きちんとしている弁護士法人や司法書士法人などではプライバシーに配慮して
- 弁護士や司法書士名の入らない個人名義の封筒で書類を送ってもらう
- 郵便局留めで郵送
- 書類が送付される前に連絡をもらう
などが出来ます。しかしかといって油断していると、不用意に放置した開封後の書類を見てしまうこともあるため自宅での書類の扱いはきちんと行いましょう。
また、個人再生や任意整理などにおいては手続き後残りの債務を支払っていく必要があります。その際の振り込みの控えなどが、財布に残っていたり、車に落ちていたり、ポケットに入っていたりなどあると思います。基本的な部分ではありますが本当に気をつけましょう

保証人がいる
保証人がいるから絶対に迷惑は掛けられないし債務整理は無理だ!
と考えている方は多いと思います。特にバレないように債務整理することを考えると、保証人がいる場合は本当に方法が限られてきます。
通常、保証人というと連帯保証人(以後保証人と呼びます)のことを言います。そして保証人のいる借金を債務整理すると当然のように保証人に連絡がいきます。そして保証人に借金を返すように連絡がいくのです。
保証人になってくれる人はとても親しい人か、家族だと思いますなので特にバレたくない!迷惑をかけたくない気持ちは大きいと思います。
この場合はバレずになんとかするには任意整理以外は難しいと思います。
ローンが組めない
これについては、債務整理を行うにあたって諦めるしかないです。
- 対策としては、
- デビットカードを使用し緊急用にある程度の金額を口座に残しておく
- そもそも分割が必要なものを買わない
- チャージ式のキャッシュレスアプリやスイカなどを使用する
などの対策があります。
債務整理すると驚くほど生活が楽になります。
借金の心理的ストレスに対して上記の対策は問題にならないと思います。
しかし結婚される場合など、配偶者の方がマイホームローン前提で結婚生活を考えている可能性があるため、その時は注意です。
債務整理を行なっても5〜10年ほどでローンは組めるようになります。そのためできるだけ早く整理して借金から解放されるのが一番の対策です。
借金を債務整理するとどうなるの?
債務整理の特徴
債務整理と一言に言っても実際は
- 任意整理
- 個人再生
- 自己破産
のことを指しそれぞれに特徴があります。
バレずに債務整理するにはそれぞれの特徴を知って使い分ける必要があります。
各債務整理には以下のような特徴があります。
任意整理するとどうなるの?
とにかくバレたくない!という場合は任意整理一択となります。
任意整理は専門家が各債務者それぞれに、
- 利子を無くす。
- 過払いがあれば相殺する。
- 支払い計画を立てておおよそ36回払いで支払う約束をする
手続きになりますので債務整理する相手を自分で選ぶ事ができます。
その為
- 住宅ローン中
- マイカーローン中
- 保証人がいる
- 友人・親戚に借金がある
など普通は債務整理を考えにくい場合にも制度を使う事ができます。
また家族や親戚知人の借金などを外して債務整理できる為とてもバレにくい制度になります。
また和解後の支払いも事務所によりますが、事務所に支払いそれを各業者に支払ってくれるサービスもあり安心です。
職場から借りている場合なども任意整理がお勧めです

個人再生するとどうなるの?
住宅ローン中のマイホームがある。自己破産の職種制限に引っかかるという方は個人再生を選ぶことになります。
個人再生は簡単にいうと
- 住宅ローンはそのまま返済しながら借金を5分の一にできる
- 残したい財産(車など)がある場合はその価値分を上乗せで返済する事によって残すことも可能
- 100万円以上の借金であれば5分の一にして100万円と高い方を3年間で支払っていく事になります。
しかし裁判所の手続きが必要なため同居の家族がいる場合は収入や財産を調べられるため同居の家族にバレないようにするのは難しいです。
しかし自宅、やり方によっては車を残すことができる為近所の知人などにもバレにくく、債務も圧縮される制度となります。
自己破産するとどうなるの?
任意整理では、もう返済していく事が難しい場合に選択する事になります。
自己破産は一言でいうと
- 借金がゼロになる
- 20万円以上のものは処分する必要がある
- 財産がある場合や、不許可理由の可能性がある場合は管財事件となる可能性がある(手間とお金がかかる)
- 職種制限により自己破産手続きをしている最中に働けない職種がある
という手続きです。
借金がゼロになるため他の制度に対して圧倒的に借金の問題が解決します。
自己破産バレないようにするには?
バレるかどうかというと、個人再生と同じで裁判所の手続きが必要なため同居の家族がいる場合は収入や財産を調べられるため同居の家族にバレないようにするのは難しいです。
しかし職場にはバレにくいため家族の同意相談がある場合は、圧倒的にお勧めとなります。
詳しくは以下の記事を読んでみて下さい
自己破産ってなに?という方は↓をどうぞ

債務整理まとめ(表)
まとめるとこんな感じになります。
家族。職場にバレないようにする方法
独身・一人暮らしならまずバレません
ここまで読んでいただいてお気づきでしょうか?
そうです。一人暮らしで独身の方は、おおよそバレません。
手続き上もですし、自宅の書類を見られることも少ないです。
なので出来るだけ身バレを考えず早く手続きをされることをお勧めします。
債務整理というと任意整理がまず勧められますが、生活の改善が行われているのであれば自己破産もお勧めです。
借金を返す労力を幸せになるために使ってください
同居家族にバレないようにする方法は任意整理のみですが
個人再生や自己破産では同居家族がいて仕事をされているとどうしても、その方の収入証明や家計の把握などで情報を入手する過程でバレやすいです。
隠し通すとなるとどうしても任意整理しか手はなくなってきます。
債務整理するほどの方であれば任意整理ではどうにもならない方もいらっしゃると思います
- 配偶者の通帳が記帳された状態で手に入る
- 配偶者の収入を証明する書類が手に入る
- 20万円以上の資産、車、ローンのない自宅などがない
の条件を満たせる方については、バレずに個人再生・自己破産ができる可能性があるので弁護士に相談してみてください。
同居家族に協力してもらえる場合は選択肢は多い
債務整理はほぼ職場にはバレません。
その為同居家族に手伝ってもらえる場合は、自己破産などで借金問題を一掃する事ができます。
また同居家族が働いている場合はローンも同居家族が組めるため家庭を考えるととてもスマートに借金問題を解決する事ができます。
独身実家の場合は期間工、住み込みなどのあり
独身で自宅に住まれている方で借金に困っている方。仕事の問題もありますが仕事を探しているような方、転職を考えられている方は期間工になってみるのも手かもしれません。
仕事払うではないですが、自己破産を期間工の宿舎で行い。ある程度貯金を作りながら自己破産や個人再生などで借金問題を解決するのです。
私の場合も自己破産が終わるまでパチンコ店の寮に入らせてもらい自己破産後実家に戻りました。
どうしてもバレたくない場合には使える手だと思うので検討の価値はあると思います。
信頼できる弁護士・司法書士を選びましょう
例えば封筒を事務所名義にしない約束をしていても、間違って送ってこられたら全て台無しです。
どの専門家に依頼しても、1年程度の付き合いになると思います。
その付き合いの中で信頼感のない弁護士や司法書士にあたってしまうと本当に気が気でないと思います。
まず信頼のできる借金専門の弁護士・司法書士を選ぶことも大事だと思います。良かったは以下の全国対応の専門家もご検討ください。

借金を家族や職場にバレずに債務整理する方法まとめ
家族・職場にどうしてもバレたくない場合は任意整理
同居家族の同意があるなら他にはほぼバレません
自己破産の職種制限に引っかかる人は個人再生
独身者は期間工などで出稼ぎ債務整理もあり
信用できる司法書士・弁護士を選びましょう
ここまで読んでいただいて本当にありがとうございます。
家族にバレずに債務整理するのは本当に大変です。
しかし必死に家族にも言えない借金と戦っているあなたの悩みを減らす事ができればと思いこの記事を作成しました。
こんな方法もあるよ!などある場合はコメントやTwitterなどで教えてくれると嬉しいです。
債務整理の仕方などについてはこちらもどうぞ

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