この記事では任意整理について解説していきたいと思います。
任意整理は借金の利子をなくして36〜60回程度で返済していく債務整理のことです。
最近奨学金を借りている方も多い中、保証人がいるからどうしようもないと考えている方も多いですが、この制度は債務整理する業者を選べるのでそんな方でも安心です。
最近借金減額という広告をよくみると思います。
誰にもバレずに借金をなんとかするなど書いてありますが任意整理のことが多いです。

とにかく誰にもバレたくない!って人にお勧め
任意整理とは
任意整理という制度は、各債務者と交渉して将来利子をなくして元本を36回〜 60回払いくらいに再分割して返済していく手続きとなります。
この交渉によって利子がなくなるわけですから返した分借金は減っていきます。
また交渉する業者を選ぶことができるため、
- 保証人や担保のある方
- 住宅ローンやカーローンなどのある方
- 誰にもバレないように借金をなんとかしたい
と考えている方にオススメな制度になります。
任意整理のメリットデメリット
家や車を残すことができる
保証人に迷惑をかけずに整理することができる
族にバレずに整理することができる
過払い金がある場合借金が減額されることもある
信用情報機関に登録される
新たな借入が難しくなる(返済終了から5年程度)
基本は将来利子がなくなるだけなので、借金は減らず長期間の返済の必要あり
36回〜60回払いで分割で支払う
どんな人が向いているの
- 追加の借入をしない状態で36回または60回分割で返済することができる人
- 住宅ローンを抱えている人
- 保証人や担保付きの借金をしている人
- 家のローンがある人
- 奨学金があり保証人がついている人
- 債務整理をしていることが同居の家族にバレたくない人
上記の人においては任意整理が良いかと思います。
債務整理しているかどうかバレるのでは?と心配な方は以下を


手続きの流れは?
弁護士か司法書士に依頼するだけです。
ただ注意点としては、裁判所を挟むわけではなくてその専門家や専門家の事務所が債務者と話し合って今後の支払いについて決めることになります。
事務所の経験や得意分野も違うことから、私たちも専門家を見る必要はあると思います
一件あたりいくらという料金設定であるため、業者としては話し合いだけ行えばお金が入ってくるため事務所によっては不利な決定となる可能性もあります。
それだけに依頼する専門家はきちんと選びましょう。



僕は自己破産の相談に行った時、説教されて親に泣きついたら?って帰されたことがあるよ。
最低限信頼できることや、自分でもどの程度の結果なら受けれ入れられるかをしっかり考えた上で、相談時思ったより効果がない時などは、契約を一旦保留にして、複数の司法書士事務所、弁護士事務所に話を聞いてみるといいと思います。
もちろん返済に追われて余裕がなくすがる気持ちだと思います。でもほんと一瞬でも落ち着いて考えましょう。
弁護士、司法書士という肩書きがあっても肩書きに自分のこれからの人生を預けるのは難しいです。
しっかり調べた上で納得して専門家には依頼しましょう。
注意点としては一度弁護士・司法書士に面談する必要があります。しかし全国対応の専門家は出張面談なども行えるので電話で聞いてみて下さい。
費用はどれくらいかかるの?
費用は、弁護士・司法書士どちらに依頼するかなどによっても変わりますが、
一件あたり2〜5万円程度が多いみたいです。成功報酬や減額報酬など専門家によって違います。
詳しくは弁護士・司法書士HPにて確認してみてください。
全国対応の司法書士・弁護士事務所はこちら


任意整理に必要な持ち物
債務者の名前がわかれば大丈夫です。
持ち物とはして、
- 運転免許証かマイナンバーカードなどの身分証明
- 印鑑(シャチハタはダメですよ)
- 収入を証明するもの(直近2〜3ヶ月の給与明細や源泉徴収票)
を用意していればとりあえず大丈夫だと思います。
必要時は事務所の方から言われますのでその都度用意お願いします。
過払いきんがある可能性があります
以前完済した業者がある場合はその場合もきちんと申告しましょう。
借金の整理の仕方の流れを以下で説明しています。


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